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2014.08/20(Wed)

新・戦争学 


新・戦争学 (文春新書)新・戦争学 (文春新書)
(2000/08)
松村 劭

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戦争学の続編と言うよりは、近代の戦争に特化して分析している。前著とは趣を異にするもの。故に、前著を読まなくても本書は十分に楽しめる。

本書は主に、火力の増大とジェットやロケットエンジン等の内燃機関の発達が戦争にどのような変化をもたらしたかについて記述している。そして、ユーゴ空爆や湾岸戦争の爆撃を分析して、戦争のあり方について開陳する。

最初の大規模空爆はナチスドイツのイギリス空爆。ナチスは当初、イギリス軍の空軍基地を重点的に爆撃していた。イギリス空軍は壊滅寸前であった。しかし、ある日誤ってロンドンに爆弾を落とした。そこで、ロンドン市民の動揺をみたイギリスのドーディング元帥はベルリン爆撃を敢行する。

ベルリンをやられたヒトラーは怒って爆撃目標を空軍基地ではなくロンドンに定め、大規模なロンドン爆撃を行った。ドーディング元帥は市民の要望をはねのけロンドンの防空はせず軍事基地の防空に徹し、ロンドンが焼かれている隙に空軍を再建しナチスを撃破した。

この教訓から、都市や非戦闘員への爆撃というものは、戦争の勝利という観点からは甚だ疑問である。日本の敗因は帝都の防空に無駄に戦力を割いたことも要因の一つである。

最近の先進国の戦争は自国の兵士の損害を恐れるあまり空爆に徹し、その結果、敵の戦闘力ではなく、敵国のインフラや非戦闘員を大量に破壊して殺害するだけになっている。果たして、その結果得た勝利が本当の意味での勝利に繋がるのか。むしろ怨念を残すだけではないのか。

戦争の格言に「戦車には戦車を」というのがある。歩兵には歩兵を。火力兵器には火力兵器を。相手の歩兵戦力を掃討するためには、こちらも歩兵戦力を当てるしかない。そこには必ず損害が伴う。それを是認しても戦争を行うべきか。空から爆弾を落とすだけならリスクは少ない。その結果、先進国は怨念を引き受けることになる。怨念はテロという形で噴出するだろう。テロを防ぎたいならば、自らばらまいたその原因を取り除く必要があるだろう。

ときどき、中国は13億人いて日本の十倍だから、1人で十人倒さねばならない、とか真顔で言ってる人がいるが、それは三国志時代の発想である。エノラ・ゲイと数名の搭乗員は一撃で15万人のヒロシマ市民を殺害している。
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2014.08/17(Sun)

病院ビジネスの闇~過剰医療、不正請求、生活保護制度の悪用 


病院ビジネスの闇~過剰医療、不正請求、生活保護制度の悪用 (宝島社新書)病院ビジネスの闇~過剰医療、不正請求、生活保護制度の悪用 (宝島社新書)
(2012/10/09)
NHK取材班

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すごい本。いままで自分が不振に感じていたことの裏付けが書かれていた。文句なしお勧めであるし、病院に行ったことがある人、また行く予定がある人は絶対に読んだ方が良い。国民健康保険を払っている人も読んだ方が良い。

日本の医療制度は社会主義である。国が国民から金を徴収して、一律の基準で医者払う。つまり、凄腕の医者も、ぺーぺーも、同じ種類の治療をすると、同じだけの金額がもらえるのである。そこに、がっつり不正が入り込む。

よく、教育と医療は自由主義にしてはいけないと言うが、自分に言わせれば、医療だけは社会主義にしてはいけないのである。

現在、普通の人の自己負担は三割である。しかし、生活保護受給者は全額国負担である。だからどういうことが起きるか。医者は不必要な治療をしまくるのである。ある生活保護者は90種類もの病気にされ、三年間で2000万円の保険料が医療機関に流れている。本人は至って健康にもかかわらずだ。

もっと非道いケースでは、全くの健康体にもかかわらず、診療報酬点数の高い心臓カテーテル手術を施され殺されている。

歯医者などは皆さんにも経験があると思う。行くたびに「虫歯の恐れがある」として永遠に治療をされる。

老人介護も壊滅的である。自分で食事が出来、歩ける老人を、医者や看護師が言いくるめて、無理矢理寝たきりにさせて、胃瘻にする。そうすることによって診療報酬を稼ぐのである。

このような不正、及び国の財政悪化にともない、診療報酬の引き下げが行われている。そうするとなにが起きるか。まじめな医者がまず潰れる。潰れないまでも、不正がよりはびこる。負のスパイラルである。

解決策は医療の社会主義政策をやめることだ。そうしなければ、国民は病院にいったり、検査に行ったりするだけで、ありもしない病名を付けられ、無駄な治療され、害悪のある薬を飲まされ、本当の病人にされてしまう。そうしなければ病院が儲からないからである。

何度も言うが、もし国が国民を健康的に暮らさせようとするならば、医療の社会主義政策をやめるしかない。もしくは、徹底的に社会主義にする。すなわち、医者の給料を定額にする。そうすると、怠ける医者が出てくると諸賢はいうだろう。しかし、健康体の人間を病気にしてくれるより、なにもしない医者の方が遙かにましではないか。

愚かな政党や人民は自由主義を否定する。しかし、自由主義を否定すると言うことは、己自信の、また自分たちの民度を貶しているに他ならない。セーフティネットは必要だが、それ以上の国家の介入は必ず腐敗をもたらす。

アメリカは盲腸の手術一回で200万円も取られる。というが、自分はここ10年病院になど一度も行っていないのに、払った保険料は500万円以上である。盲腸一回の方が遙かに安い。

また、想像に難くないと思うが、健康保険制度などがあるから、みな油断して病気になる。病気になっても安く医者が診てくれる、と思うからである。しかし、我が国で病気になったら最期だと思った方が良い。本書にも出てくるが、ある医者は患者のことを「餌食」だと言う。余程注意して、善良の医者にかからなければならない。

日本最大の医療機関が知事に5000万円渡したとかで盛り上がった。なぜ、人の病を癒したいと思うものが政治に5000万円渡さなければならない。この一点からも我が国医療制度がおかしいことがよく分かるではないか。

本書は別の角度からの医療崩壊も描かれている。株式が規制で儲からなくなったブローカー達が病院ビジネスに走っているのだ。昔は「医は仁術」と言われていた。それをもじって「医は算術」とかいう。しかし、もはやそれを通り越して、「算術は医」となってしまった。

くれぐれも健康には気をつけ、医療自由化を掲げる政党に投票すべし。もっとも政治家連中が公約を守るかは相当に疑わしいが。
【編集】 |  11:22 |  思想 社会科学  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2014.08/05(Tue)

歩兵の本領 


歩兵の本領 (講談社文庫)歩兵の本領 (講談社文庫)
(2004/04/15)
浅田 次郎

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最近浅田小説にはまっているが、これは秀逸。自衛隊という特殊な環境が舞台である。氏は自衛隊出身と言うこともあり、自衛隊内の描写にリアリティを感じる。しかし、それよりも、本書は兵隊や軍隊をフィルターとして、そのフィルターを通し、また対比させることにより、人間、社会の本質を考察したところに真価があるのではあるまいか。本書の筆致はユーモラスにバカっぽい反面、哲学的な部分も多々ある。面白いだけの下らない小説に堕することなく、極めて知的な感慨を読者にもたらすのである。
【編集】 |  08:08 |  小説  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2014.07/22(Tue)

陳家の秘伝 


陳家の秘伝 (日経プレミアシリーズ)陳家の秘伝 (日経プレミアシリーズ)
(2011/04/23)
陳 建一

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四川料理人の陳健一の自伝。自分は最近中華料理を作るのに凝っていて、陳さんのレシピなどを参考にしている。本書はレシピではない。陳健一という料理人の料理に対する心構えのようなものが記されている。

個別レシピも若干載っている。しかし、本書に載っているレシピは本格中華ではない。家庭で簡単に作れるものだけ取り上げられている。例えば、余った味噌汁とごはんで作るお焼きなんか、今すぐにでも作ってみたくなってしまう。

陳さんの文体がまた美味しそうなのである。陳さんが他の料理人と併録されているレシピ本などもあるが、陳さんのコメントは一頭地他のよりも香ばしいのである。本書はその文体が満載だ。
【編集】 |  06:32 |  エッセー  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2014.07/11(Fri)

非正規公務員という問題――問われる公共サービスのあり方 

非正規公務員という問題――問われる公共サービスのあり方 (岩波ブックレット)非正規公務員という問題――問われる公共サービスのあり方 (岩波ブックレット)
(2013/05/10)
上林 陽治

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近年増え続ける非正規公務員の問題を詳説している。臨時教師、夫人相談員、ケースワーカー。などの実態を取り上げ、非正規公務員という問題を考察している。現在の問題点を端的に言うと、正規公務員の非正規公務員への置き換え=定数内職員の定数外化というベクトルが働いている。

公務員というのは我々の税金で雇っているのだから、雇う我々としては少しでも安い方が良い。しかしながら、雇われる公務員もまた我々なのであるから、いくら安い方が良いとは言っても犬猫のようには行かぬのである。
【編集】 |  12:48 |  思想 社会科学  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2014.07/09(Wed)

日本の「安心」はなぜ、消えたのか―社会心理学から見た現代日本の問題点 

日本の「安心」はなぜ、消えたのか―社会心理学から見た現代日本の問題点日本の「安心」はなぜ、消えたのか―社会心理学から見た現代日本の問題点
(2008/02)
山岸 俊男

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久しぶりに読んだきわめて興味深い本。今はやりの安全安心ではなく、根本から社会が人間にもたらす安心を分析したもの。文化人類学視点から出発し、社会と人間の習性を分析し、東アジア社会と欧米社会を対比して「日本の安心はなぜ消えたか」を詳解する。

まず、日本人は本当に集団主義者か、日本人は契約書などを交わさないで他人を信頼するが、本当に他人を信頼しているか、という問いから始まる。

いろいろな心理実験の結果、日本人は欧米人よりも個人主義であるし他人を信頼しないしないという結果が出た。この辺の心理実験の結果は本書を参考にされたし。

では、なぜ、他人を信頼しない個人主義者である日本人が、集団主義的であり、契約書を交わさないか。答えは、日本の社会が閉鎖社会であるから、である。村のような閉鎖社会を想像して欲しい。その中で村人は悪さができない。悪い噂が広まるだけで死活問題である。よって、心のレベルはさておき、振る舞いのレベルでは村人に信頼されるように振る舞う。

人間には「認識の基本的エラー」という習性がある。いい人そうに振る舞っている人間を見ると、人間はその人間を「いい人」と認識してしまう。キャバクラの女に惚れるのもその原理だ。向こうは商売でやっているのに、認識の基本的エラーが商売でやっているという認識を曇らせてしまう。

では、この村人がひとたび村から出たらどうなるか。もう自分の安心を保証する村はないのである。疑心暗鬼に陥り、他人を信頼しない、個人主義的な思想になる。これが現在の日本の姿だという。今の日本は閉鎖社会から解放社会への転換期にあるゆえ、不安が人心を支配しているのである。
【編集】 |  10:28 |  思想 社会科学  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2014.07/07(Mon)

代償のギルタオン 


代償のギルタオン (スーパーダッシュ文庫)代償のギルタオン (スーパーダッシュ文庫)
(2013/10/25)
神高 槍矢

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ネタバレ注意

最近のラノベらしくないので買って読んでみた。ロボットバトル、萌はほとんどないどころか、萌えキャラを理不尽にぶっ殺したりとやりたい放題。

読んでいる最中は面白かった。文章はかなり上手い。ロボットバトルをさらりと書いてくれている。読後感はきわめて微妙である。それでも、わけのわからないラノベよりは遙かにましであるが。

ロボットもののくせに姉弟の心理描写や家族の絆のようなものが上手く描けている。だが逆に軍隊がダメダメ過ぎる。物語に出てくる軍隊がダメダメなのではなく、軍隊の設定そのものがダメダメである。イカレたキャラを出したいのはわかるけれども、イカレ過ぎていてついて行けない。小説のなかで浮いている。もったいない。
【編集】 |  08:20 |  ライトノベル  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2014.07/05(Sat)

日本の敗因―歴史は勝つために学ぶ 


日本の敗因―歴史は勝つために学ぶ (講談社プラスアルファ文庫)日本の敗因―歴史は勝つために学ぶ (講談社プラスアルファ文庫)
(2001/05)
小室 直樹

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勝者敗因を秘め、敗者勝因を蔵す

この言葉で始まる本書は実に示唆に富む。太平洋戦争での日本の敗因を分析している。まず、多くの日本人が太平洋戦争は勝てるはずのない戦争であった、というが、それは間違いである。上手くやれば、勝てたはずの戦争で、真珠湾奇襲という奇蹟の攻撃が成功した後では、むしろ勝てる戦争であった。しかし、日本は負けた。その原因は日露戦争の勝因を分析しなかったからである。しかるに、太平洋戦争の敗因を分析しない故、現今の堕落が続いている。来るべき時代に勝ち残るためには、まず、太平洋戦争の敗因を分析せよ、というのが本書。

そして、事細かく太平洋戦争の海戦や作戦を分析している。飛行機のエンジンの大きさから、腐朽官僚体制まで分析する。そして、もっとも大きな敗因は腐朽官僚体制であると喝破する。その腐朽官僚体制は現在も続いている。これでは日本が浮上できるはずがない。十年以上前の本ではあるが、一読、二読の価値有り。
【編集】 |  06:18 |  歴史 伝記  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2014.07/04(Fri)

蒼穹の昴 


蒼穹の昴(1) (講談社文庫)蒼穹の昴(1) (講談社文庫)
(2004/10/15)
浅田 次郎

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プリズンホテルで浅田次郎にはまり、そのプリズンホテルの書評で蒼穹の昴がべた褒めされていたので読んでみた。

かなり面白い。史実とフィクションを織り交ぜているのであるが、まるで史実であるかのごとくである。フィクションといっても、実在しない人物が主役級をはるのである。西太后、袁世凱、李鴻章、こんな大物揃いの中で虚構の人物にあれこれさせるのは難しかったであろう。

昔、陳舜臣の小説十八史略を読んだことがあった。著者はあとがきで、「小説、と銘打ち虚構の人物を入れようと思ったが、入る余地がなかった」と言っていた。蒼穹の昴に入る余地があったかなかったか、自分は判断出来ぬ。ただ、この作品が面白いということは明言出来るのである。
【編集】 |  07:24 |  小説  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2014.07/02(Wed)

からだが変わる体幹ウォーキング 


からだが変わる体幹ウォーキング (平凡社新書 466)からだが変わる体幹ウォーキング (平凡社新書 466)
(2009/05/16)
金 哲彦

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最近はやりの体幹を自分もやろうと思って本書を読んだ。ウォーキングは手軽にできるが、正しいウォーキングはなかなか難しい。基本はモデル歩き。しかし、足を交差させてはいけない。そして、肩胛骨を動かし骨盤と連動させるのが骨らしい。

ウォーキングで体力がついてきたら走ると良いらしい。
【編集】 |  10:34 |  実用書  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2014.07/01(Tue)

現代語古事記: 神々の物語 

現代語古事記: 神々の物語 (学研M文庫)現代語古事記: 神々の物語 (学研M文庫)
(2013/07/09)
竹田 恒泰

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国粋的な思想を語っているくせに、なんと今まで古事記すら読んだことがないという。我ながら反省。ギリシャ神話や聖書は読んでいるくせに。

では、なぜ今更ながらに古事記を読もうと思ったかというと、三島の日本文学小史の古事記の項に、戦前日本は教育勅語でスタティックな徳目を要求し、一方古事記では教育勅語とはまるで正反対のことを神々がやっている。三島はそれを、さらに高い目があり神々のデモーニッシュな力を国家は望み要請していた、という。

確かに読んでみると神々や天皇はそれはそれはデモーニッシュなことをしている。今の無菌状態社会、安心安全を信奉して自転車の二人乗りすら許さない社会とはまるで違う。自由というか規範が一切存在しない。恐ろしい反面あこがれすら感じる無秩序。日本がこの力を封じたのは実に愚かしきことである。

冒頭で訳者は歴史学者のトインビーの言葉を紹介している。
「12、13歳くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる」
日本は戦後古事記を教えることはなかった。その結果、まさに大和民族と呼べるよな日本国民共通の感覚はますます失われ、すべては経済的価値でのみはかられ、国民は子々孫々のことなど考えもしなくなってしまった。

民族の成り立ちを日本国民として共有するところから始める必要がある。そして、お上品な上辺っつらの安心安全などではなく、デモーニッシュな力を人民は取り戻すべきである。

【編集】 |  12:26 |  歴史 伝記  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2014.06/29(Sun)

100年続く老舗寝具店の店主が教える 最高の眠り方 


100年続く老舗寝具店の店主が教える 最高の眠り方100年続く老舗寝具店の店主が教える 最高の眠り方
(2013/02/21)
大郷 卓也

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単にねむり方を説くだけではなく、良きねむりと人生の成功などを結びつける哲学を披露している。人生のうち20年間は眠っているというのは実に説得力がある。その20年間をいかに使うか、大事である。

昔の人間は自然と共に暮らしていたので、自ずと良質な睡眠を得ていたが、現代人はテクノロジーの進歩と共に、起床時間の活用は伸びたが、かわりに良質な睡眠が犠牲になってきた。

良質な睡眠には四つの秘訣があるという。
一つ、寝具をちゃんと手入れすること。
一つ、日中適度な運動をすること。一駅前から歩く程度で良い。
一つ、鼻で呼吸すること。
一つ、仰向けで寝ること。
【編集】 |  06:44 |  実用書  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2014.06/28(Sat)

ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒 


ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒 (講談社プラスアルファ新書)ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒 (講談社プラスアルファ新書)
(2012/04/20)
適菜 収

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前書をさらに過激にわかりやすくしたもの。こっちの方がおもしろいかも知れない。ゲーテのほうがパンチが少ない。だが、本書はその分ちょっと難しくなっている。まぁちょっとだけだが。本文の中にさりげなく読書案内や立ち居振る舞いの仕方などが出てくる。参考になる。

最後の方に選挙についての話が出てくるが、これが秀逸。適菜氏の本は全部、世界はキリスト教に洗脳されているという論旨である。キリスト教こそが民主主義を生んだという理論で、民主主義が人類普遍の崇高なる価値などと信じているのは神の審判を信じているのと同じことだという。

彼は民主主義を信奉する人々を民主教信者という。では、民主主義を普遍的絶対の価値と信じている民主教の信者の見分け方を教えてくれる。選挙に行かなければいけないと洗脳されている人間は間違いなく民主教信者であり、棄権することに後ろめたさを感じるものも民主教信者であろう。B層は民主教信者が多いので、率先して選挙に行き、また選挙に行くことが偉いと感じている。

では、投票とはなにか。あれは民主教の儀式だという。投票という儀式を繰り返して、民主教を布教していく。「投票に行きましょう」とか言っている連中は「教会に行きましょう」と言っているに等しい。

さもありなん。民主主義の価値を信じないものは、間違えても投票なんか行かないのだから。
【編集】 |  05:32 |  思想 社会科学  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2014.06/24(Tue)

ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体 


ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体 (講談社プラスアルファ新書)ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体 (講談社プラスアルファ新書)
(2011/08/19)
適菜 収

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ゲーテの数々の言葉を引用しながら現在の日本の病巣を指摘する。キーワードはB層である。しかし、このB層というのはいつの時代にもいる。が、現在ほどB層が力を持ってしまった時代というのはなかなかない、という分析。B層を一言でいうと、ポジティブな馬鹿ということになる。ポジティブな馬鹿な政治に参加したがり、ルサンチマンに駆られて人間にとって価値高いものを否定していく。わからなくもない。人間がABCDに綺麗に分かれるわけではない。だれでもB層の部分を持っているだろう。その意味では本書は一種の自己啓発本かもしれない。
【編集】 |  06:13 |  思想 社会科学  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2014.06/23(Mon)

中国軍・韓国軍との比較で見えてくる アジア最強の自衛隊の実力 


中国軍・韓国軍との比較で見えてくる アジア最強の自衛隊の実力中国軍・韓国軍との比較で見えてくる アジア最強の自衛隊の実力
(2013/03/26)
自衛隊の謎検証委員会

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自分はそれほど軍事に詳しいわけではないが、軍事のなんたるか、自衛隊がどれほどのものか、戦が近々始まりそうなので調べてみようと思って本書を読んだ。もともと全く詳しくないので、本書はどの項も非常に参考になった。知らないことが多すぎる。三国志の時代とはずいぶん戦争の形態も変わっている。本書は自衛隊だけではなく中国軍と韓国軍との比較などもなされており理解が深められるようになっている。
【編集】 |  05:33 |  実用書  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2014.06/21(Sat)

キリスト教は邪教です! 

アンチクリストを現代語訳にした本。というか適菜のノリで訳した本。かなりふざけた本になっているが、それがわかりやすいのかも知れない。この本には重要なヒントが隠されている。近代社会を覆っているキリスト教的規範というものはよく理解できた。それは、この日本も例外ではないのである。いまや、世界中がキリスト教的規範で統一されかねない世の中になってきた。

ニーチェは批判する。キリスト教は魂の高潔さ、目の前にある美や善を腐らせてしまう。人間の崇高さを呪う宗教であると。代わりに、キリスト教は人間の弱さをたたえる。弱きことが正しいことであるかのような教えとなっている。そして、思いやりとか弱者救済とか隣人愛とか、神に対する正直さとか、そう言ったものを徳目として数える。

しかし、おもしろいのは、そんなキリスト教がなぜ世界を席巻したかということである。ニーチェは純粋に人間は権力を握るために生きているという。キリスト教はそう言う生き方を否定したにもかかわらず、結果として権力を握っている。このパラドクスの解決の糸口はどこか? 余はキリスト教のダブルスタンダードこそが答えだと思う。キリスト教ははキリスト教徒以外には徹底した弾圧を加え搾取を繰り返してきた。近代社会も同じである。前近代的なものを未開なものと見下し、自らの理念を至上として遠慮もなにもなく、善きことをしているという信念の元、前近代的なものキリスト教以外のものを滅ぼして嬉々としている。キリスト教、近代社会、民主主義、これらを我々は宗教的理念で普遍の価値として崇め盲信している。

ニーチェは言う。なぜ不平等がいけないのか。むしろ自然な状況とは不平等であり、平等とは自然を人為的にゆがめていることである。

ロールズの無知のベールとかも不平等がいけない、というか、自分が劣等な環境におかれることをおそれるという弱者の思想から出ている。そして、この弱者の思想を強力に養護しているものこそが、「理想」というこの世には存在しない人為的に作り上げた理念である。それは、神の国でありイデアであり共産主義であり無知のベールなどである。一神教の世界はその典型である。この理想により人は弱くなる。

が、人が弱くなることにより、人は団結し、結果として強者を滅ぼした。ここでも強弱が逆転するのである。結局強弱は永遠に回り続けるのであろうか? 本当のアンチクリストを読みたくなった。


キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』 (講談社+α新書)キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』 (講談社+α新書)
(2005/04/21)
フリードリッヒ・ニーチェ

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2014.01/02(Thu)

王妃の離婚 

王妃の離婚 (集英社文庫)王妃の離婚 (集英社文庫)
(2013/07/25)
佐藤賢一

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史実を元にした法廷サスペンスである。実に面白い。また、中世ヨーロッパの王権と教会の駆け引きなど、細かいところもよく描けている。大学の自治もリアリティーがある。ただ、若干時代劇っぽい流れがあるのは否めない。中世ヨーロッパの話しであるのだが、どうも丁髷を連想してしまうような……。まぁ、勧善懲悪ものなので仕方がないのだが。そして、ルイ12世のあまりのバカ殿ぶりもちょっと。


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《参考・関連図書》

かの名はポンパドールかの名はポンパドール
(2013/09/11)
佐藤 賢一

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黒王妃黒王妃
(2012/12/07)
佐藤 賢一

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革命のライオン 小説フランス革命 1 (小説フランス革命) (集英社文庫)革命のライオン 小説フランス革命 1 (小説フランス革命) (集英社文庫)
(2011/09/16)
佐藤 賢一

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テーマ : オススメの本の紹介 - ジャンル : 本・雑誌

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2014.01/01(Wed)

戦争学 


戦争学 (文春新書)戦争学 (文春新書)
(1998/12)
松村 劭

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挑発的なタイトルであるが、中身は至ってまとも。戦史が紹介されている。そこから、闘いの原則、ひいては、人類の性質のようなものまで引きだそうとしている。下手な社会学などよりもよほど現実味がある。

この本を読んで一つ気づいたことは、人間は全く合理性ではないということだ。続刊の新・戦争学も買った。


オススメ度: レベル4
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《参考・関連図書》


「戦争学」概論 (講談社現代新書)「戦争学」概論 (講談社現代新書)
(2005/09/17)
黒野 耐

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戦争学原論 (筑摩選書)戦争学原論 (筑摩選書)
(2013/03/13)
石津 朋之

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新・戦争学 (文春新書)新・戦争学 (文春新書)
(2000/08)
松村 劭

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

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2013.12/30(Mon)

脳内ニーチェ 


脳内ニーチェ脳内ニーチェ
(2011/12/07)
適菜 収

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霊媒師にニーチェが降りてきて現代日本を非難するという身も蓋もない小説。小説としてはもはや作品以前の問題。

ニーチェは近代社会を否定する。プラトン、ペテロ、ルター、ルソー、マルクス、という流れが原題を腐敗させたという。

プラトンのなにが問題か。プラトンはイデアという理想を作った。これはキリスト教も同じで、現世ではないあの世で理想を実現するというもの。これゆえに、現実の美や力がないがしろにされる傾向にあるという。

近代社会とは確かにそういうところがある。憲法にしろ近代刑法にしろある種の理想でできあがっている。しかし、当然現実は理想通りにはならない。そこで、現実を否定して理想を肯定するか、現実を肯定して理想を空虚なものとして否定するか、問題はその態度である。どちらも正解ではないだろう。世の中そんなに単純じゃない。

この作者の著書の一番の問題はものごとを単純化させすぎているところではないか。割り切るのはその時は気持ちがいいが後味が悪い。


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《参考・関連図書》


超訳 ニーチェの言葉超訳 ニーチェの言葉
(2010/01/12)
白取 春彦

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ツァラトゥストラはこう言った 上 (岩波文庫 青 639-2)ツァラトゥストラはこう言った 上 (岩波文庫 青 639-2)
(1967/04/16)
ニーチェ

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この人を見よ (新潮文庫)この人を見よ (新潮文庫)
(1990/06/22)
ニーチェ

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【編集】 |  07:52 |  小説  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2013.12/28(Sat)

イリヤの空、UFOの夏 

イリヤの空、UFOの夏〈その1〉 (電撃文庫)イリヤの空、UFOの夏〈その1〉 (電撃文庫)
(2001/10)
秋山 瑞人

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ラノベでは古典の部類だろうか、有名すぎる作品。何はともあれ文章や表現に舌を巻く。話の内容も面白い。ネタバレになるから詳しくは触れないけれども、ストーリーの目的が明確であり、結末に到る流れも実に自然である。それでいて、助長ではない。4巻の頭は助長気味であるが。正直レスホーマーのおじさんの話などはいらないと思った。最近ラノベが流行っている。最近の作品しかまだ読んでいない人は是非読むべし。ブックオフで400円で揃うから。


オススメ度: レベル4
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《参考・関連図書》

イリヤの空、UFOの夏 1 (電撃コミックス)イリヤの空、UFOの夏 1 (電撃コミックス)
(2008/06/27)
秋山 瑞人

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DS電撃文庫 イリヤの空、UFOの夏(初回限定版)DS電撃文庫 イリヤの空、UFOの夏(初回限定版)
(2007/01/11)
Nintendo DS

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2013.12/03(Tue)

男の作法 


男の作法 (新潮文庫)男の作法 (新潮文庫)
(1984/11/27)
池波 正太郎

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池波正太郎の小説は何冊か読んだことがあったが、エッセイは初めてだった。面白い。今の感覚とは違うが、それでも、失われた美しい過去のような匂いがする。著者もそれは重々承知で「あくまで僕の時代では」という但し書きをつける。され、我々の時代では、池波のように誇り高く生きられるのであろうか。もちろん、読み物だから、おもしろおかしく脚色しているところもあろうが、それでも、こんな風に生きたいと思わせる良書である。

オススメ度: レベル5
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《参考・関連図書》


鬼平犯科帳(一): 1鬼平犯科帳(一): 1
(2012/09/20)
池波 正太郎

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食卓の情景 (新潮文庫)食卓の情景 (新潮文庫)
(1980/04/29)
池波 正太郎

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剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)
(2002/09)
池波 正太郎

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【編集】 |  03:29 |  エッセー  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2013.11/26(Tue)

日本をダメにしたB層の研究 


日本をダメにしたB層の研究日本をダメにしたB層の研究
(2012/10/19)
適菜 収

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B層とは小泉郵政解散の時に得票ターゲットとされた人たちのことだ。IQが低くてマスコミに踊らされやすいという。しかし、著者はまさに今の日本を造ってきたのがこのB層だという。例えば、B層はコスパが大好き、とか、本物を理解できないとか……。なるほど、これを読んでいると笑ってしまう反面、自分もいかにB層であったかがわかる。では、どのようにすれば愚かなB層を脱することが出来るかを説く。歴史を学び、過去の偉人を学ぶことだという。

例えば、数百年前の偉人の言葉などに触れて「へぇ、随分昔の人なのにいいこと言うねぇ」などと感心しているのは典型的なB層だという。このB層の根本的な間違いは現在を生きている人間が過去に比べ賢いという錯覚に陥っていることだという。時間の先端を生きているところで、我々は決して賢くはない。むしろ、過去のある時代の方が賢明な人間が多い場合もある。その謙虚さを失っては永遠にB層から脱することは出来ない。

多分著者に言わせれば、この本を読んで喜んでいるあたりが典型的なB層なんだろうな、という気がする。


オススメ度: レベル4
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《参考・関連図書》


日本を救うC層の研究日本を救うC層の研究
(2013/07/05)
適菜 収

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世界一退屈な授業 (星海社新書)世界一退屈な授業 (星海社新書)
(2011/12/22)
適菜 収

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バカを治す (フォレスト2545新書)バカを治す (フォレスト2545新書)
(2012/11/08)
適菜 収

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【編集】 |  05:08 |  思想 社会科学  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2013.11/25(Mon)

棺姫のチャイカI 


棺姫のチャイカI (富士見ファンタジア文庫)棺姫のチャイカI (富士見ファンタジア文庫)
(2010/12/18)
榊 一郎

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続き物らしいので一巻で評価することは出来ないが、面白くもつまらなくもないという作品だった。ちなみに続刊は誰かがしきりに勧めてきたり、もらったりしない限り読まないと思う。

オススメ度: レベル3
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《参考・関連図書》


棺姫のチャイカVII (富士見ファンタジア文庫)棺姫のチャイカVII (富士見ファンタジア文庫)
(2013/07/20)
榊 一郎

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棺姫のチャイカ (1) (カドカワコミックスAエース)棺姫のチャイカ (1) (カドカワコミックスAエース)
(2012/03/19)
茶菓山 しん太

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棺姫のチャイカ -3 (カドカワコミックス・エース)棺姫のチャイカ -3 (カドカワコミックス・エース)
(2013/05/23)
茶菓山 しん太

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【編集】 |  10:15 |  ライトノベル  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2013.11/24(Sun)

スタンフォードの自分を変える教室 


スタンフォードの自分を変える教室スタンフォードの自分を変える教室
(2012/10/20)
ケリー・マクゴニガル

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心理学の研究を通して、ストレスから解放され、より自分が望む人生を手に入れるための本。正直、その辺の自己啓発と余り変わらない。イケイケドンドンの自己啓発書よりは、科学的な視点や、実験結果が豊富に載っており、説得力がある。その代わり、超能力を謳ったような自己啓発書の読後の高揚感は薄い。

本書の命題は「人間の意思力はどのようにして発揮されるか」である。意思力というのが面白い。人間は様々な誘惑やストレスに負ける。誘惑やストレスに打ち勝つ力こそ、意思力なのである。

では、どのようにして意思力を鍛えるか。例えば、瞑想や睡眠などが取り上げられている。また、どのようなものが意思力を挫くか。それには、意外なものが多いのである。例えば、カロリーを気にする人間は、マックでヘルシーなものを注文する。しかし、メニューにでかでかとヘルシーなメニューを掲載すればするほど、ビックマックの売り上げが伸びる。メニューにヘルシーなものが載っているだけで、安心してしまうらしい。また、タバコの箱にどぎつい健康被害表記を入れれば入れるほど、喫煙者は不安になりタバコに手が伸びるという。

自分が一番面白く感じたところは、自分に厳しくすると意思力は続かないというところである。


オススメ度: レベル3
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《参考・関連図書》


スタンフォードの自分を変えるヨガ教室 DVD付き (<DVD>)スタンフォードの自分を変えるヨガ教室 DVD付き ()
(2013/03/28)
ケリー・マクゴニガル

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やさしく解説 1章ずつ5分で読める『自分を変える教室』 (1章ずつ5分で読める自分を変える教室 )やさしく解説 1章ずつ5分で読める『自分を変える教室』 (1章ずつ5分で読める自分を変える教室 )
(2013/10/30)
黒木香苗

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未来を発明するためにいまできること スタンフォード大学 集中講義II未来を発明するためにいまできること スタンフォード大学 集中講義II
(2012/05/31)
ティナ・シーリグ

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【編集】 |  11:37 |  実用書  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2013.11/22(Fri)

ツァラトゥストラへの階段 


ツァラトゥストラへの階段 (電撃文庫)ツァラトゥストラへの階段 (電撃文庫)
(2007/11)
土橋 真二郎

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序盤は面白いのであるが、中盤からやっつけというか、糞小説になる。プリズナーと株の要素を組み合わせた妙なゲームが登場する。あまりにリアリティーがなさ過ぎて辟易する。ゲーム自体も、ゲームに登場する女たちも、ゲームをプレイする主人公達も、ご都合主義というか、まるで夢のように支離滅裂。電撃、良く出版したな、と呆れる。続刊があるようだが……。


オススメ度: レベル2
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《参考・関連図書》


扉の外 (電撃文庫)扉の外 (電撃文庫)
(2007/02)
土橋 真二郎

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ラプンツェルの翼 (電撃文庫)ラプンツェルの翼 (電撃文庫)
(2009/02)
土橋 真二郎

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【編集】 |  04:39 |  ライトノベル  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2013.11/20(Wed)

人たらしのブラック心理術 


人たらしのブラック心理術 (だいわ文庫)人たらしのブラック心理術 (だいわ文庫)
(2008/09/10)
内藤 誼人

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なかなか面白い。著者はブラックなどではなく普通の本だという。amazonとかの評価でも、全然ブラックではないという。しかし、余には充分ブラックに見えた。

例えば、他人に好印象を与えるために、挨拶の後に無言の「イ」を入れるという技術が紹介されている。これは、通常以上に他人に好感を与える方法であり、また、嫌な相手に対しても通用するので、自らの気持ちを偽ることでもある。相手の瞬きの回数を数えるとかもそう。別れのタイミングは会話が盛り上がったところで、などとブラックではない技も紹介されているが、そもそも、心理術自体がブラックに思えてしまうのは自分だけであろうか。

オススメ度: レベル3
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《参考・関連図書》


相手を自在に操る ブラック心理術 (日文新書)相手を自在に操る ブラック心理術 (日文新書)
(2012/11/27)
神岡 真司

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他人を支配する黒すぎる心理術他人を支配する黒すぎる心理術
(2013/09/10)
マルコ社

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不思議なくらい次々と自分に奇跡を起こす心の魔法40: どんな“悩み”もパッと消えさる心理術 (王様文庫)不思議なくらい次々と自分に奇跡を起こす心の魔法40: どんな“悩み”もパッと消えさる心理術 (王様文庫)
(2013/08/30)
諸富 祥彦

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【編集】 |  12:20 |  実用書  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2013.11/19(Tue)

夏 プリズンホテル(1) 


夏 プリズンホテル(1) (プリズンホテル) (集英社文庫)夏 プリズンホテル(1) (プリズンホテル) (集英社文庫)
(2001/06/20)
浅田 次郎

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浅田次郎の小説はこれが初めて……鉄道員を昔読んだか? はっきり記憶にない。

本書は笑いあり人情ありのどたばたコメディ。あじさいホテルをヤクザが買い、ヤクザ専用のホテルにするところからはじまる。従業員もヤクザ、お客もヤクザなので、そこにカタギが混ざると化学反応がおきて面白いことが。

ヤクザがたくさん出てくるが、ダークなところは全くない。純粋な人間で任侠の人間として描かれている。小説家などは性格がねじ曲がっている設定だが、それでも悪い人間じゃない。愛すべきキャラが揃っている。

浅田次郎という名前から、シリアスな小説だと思って手を出すと肩すかしを食らうであろう。深みは全くないがとにかく面白い作品。全四巻らしい。続きを読みたい。


オススメ度: レベル4.5
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《参考・関連図書》


秋 プリズンホテル(2) (プリズンホテル) (集英社文庫)秋 プリズンホテル(2) (プリズンホテル) (集英社文庫)
(2001/07/19)
浅田 次郎

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冬 プリズンホテル(3) (プリズンホテル) (集英社文庫)冬 プリズンホテル(3) (プリズンホテル) (集英社文庫)
(2001/09/20)
浅田 次郎

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プリズンホテル 4 春 (集英社文庫)プリズンホテル 4 春 (集英社文庫)
(2013/04/11)
浅田次郎

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【編集】 |  06:29 |  小説  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2013.11/17(Sun)

フェルマーの最終定理 


フェルマーの最終定理 (新潮文庫)フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
(2006/05/30)
サイモン シン

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数学などにはまるで縁がなかった余であるが、最近勉強をしている。数学は実に面白い学問であることが分かった。今まで触れなかったのが惜しまれる。

数学の学術的参考書は無数にあるが、面白い読み物となると急に数が限られる。ましてや、数学系読み物のベストセラーなどは皆無に等しい。本書はその極めて珍しい例外である。

内容は、フェルマーの最終定理解決へいたる数学史の話。フェルマーの最終定理はモジュラー系や楕円方程式を理解しないと分からないので、証明は載っていない。いかに、最新の数学を駆使して証明したかが説明されているだけだ。

本書の大部分は、数学とは何か? を説明している。例えば、数学における証明とは何か。数学的帰納法や背理法などを例題を用いて説明している。√2は何故無理数か、など。

数学というととかくドラマなどは乏しいと思われがちであるが、本書を読めば数学者、数学界のダイナミズムが伝わってくる。ただ、本書が数学のすの字も分からない人間でも楽しめるかといえば、差にあらず。願わくは高校数学ほどを修めていれば、なお興味深き本となるであろう。


オススメ度: レベル4
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《参考・関連図書》


数学ガール フェルマーの最終定理 (数学ガールシリーズ 2)数学ガール フェルマーの最終定理 (数学ガールシリーズ 2)
(2008/07/30)
結城 浩

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フェルマーの最終定理フェルマーの最終定理
(2009/12/12)
中村 亨

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天才数学者たちが挑んだ最大の難問―フェルマーの最終定理が解けるまで (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)天才数学者たちが挑んだ最大の難問―フェルマーの最終定理が解けるまで (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)
(2003/09)
アミール・D. アクゼル

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【編集】 |  15:12 |  数学  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2013.11/16(Sat)

論理トレーニング101題 


論理トレーニング101題論理トレーニング101題
(2001/05/15)
野矢 茂樹

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この年になって最も基本となる学問は論理学だと気がついた。論理学を学ぶと、自分の思考のレベルがガツンと上がるのが実感できる。この本を読む前と後では明らかに文章に対する読み方が変わる。そして、思考と言葉が切り離せないこと、言葉と文章の関係、文章の感覚ではなく、文章が真に意味するところが分かる。我々はあまりに感覚で言葉を使いすぎている。言葉は感覚で使うのではなく、あくまで、規則に則って使う。その上で、初めて感覚を働かせるのである。

ぜひ、多くの人に論理学を知って欲しいと思った。本書は入門書であるが、例題が満載されていてトレーニングとして活用できる。本書でトレーニングをし、より複雑な議号などの論理学に進むのがいいかもしれない。

とにかく、この問題を解いてもらいたい。ゆっくり、確実に、一門ずつ解いてもらいたい。論理学の本は沢山あるが、だいたい、うわべだけで身にはならない。単なる知識で終わってしまう。本書は論理学の入門書として最適である理由は知識だけでなく力がつくからである。


オススメ度: レベル5
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《参考・関連図書》


論理学論理学
(1994/02/18)
野矢 茂樹

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改訂版 論理学の初歩改訂版 論理学の初歩
(2013/04/15)
大貫義久、白根裕里枝 他

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論理学 (〈一冊でわかる〉シリーズ)論理学 (〈一冊でわかる〉シリーズ)
(2008/02/15)
グレアム プリースト、清水 哲郎 他

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2013.07/16(Tue)

マイホームの「買って大丈夫?」を「買ってよかった!」に変える本: お金のプロ・ファイナンシャルプランナーが書いた 

マイホームの「買って大丈夫?」を「買ってよかった!」に変える本: お金のプロ・ファイナンシャルプランナーが書いたマイホームの「買って大丈夫?」を「買ってよかった!」に変える本: お金のプロ・ファイナンシャルプランナーが書いた
(2012/11/13)
相原 雄治

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本書はフィナンシャルプランナーが書いた本である。だから、家の細かい断熱とかではなく、家を持つと言うことがどのように資産形成に繋がるか、家を購入するときの資金計画を如何にするかに重点が置かれている。

フィナンシャルプランナーとしてマイホーム計画に従事しているようで、どのような不動産屋や施工業者を選べばいいかなども少量触れられている。

しかし、元も子もない言い方をするが、いろいろなところに住んでみて、一番重要なのは隣近所にどういう人間が住んでいるかである。それにより、幸せになったり、不愉快になったりする。家は所詮は家。


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【編集】 |  08:59 |  実用書  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
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