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2014.07/22(Tue)

陳家の秘伝 


陳家の秘伝 (日経プレミアシリーズ)陳家の秘伝 (日経プレミアシリーズ)
(2011/04/23)
陳 建一

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四川料理人の陳健一の自伝。自分は最近中華料理を作るのに凝っていて、陳さんのレシピなどを参考にしている。本書はレシピではない。陳健一という料理人の料理に対する心構えのようなものが記されている。

個別レシピも若干載っている。しかし、本書に載っているレシピは本格中華ではない。家庭で簡単に作れるものだけ取り上げられている。例えば、余った味噌汁とごはんで作るお焼きなんか、今すぐにでも作ってみたくなってしまう。

陳さんの文体がまた美味しそうなのである。陳さんが他の料理人と併録されているレシピ本などもあるが、陳さんのコメントは一頭地他のよりも香ばしいのである。本書はその文体が満載だ。
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2013.12/03(Tue)

男の作法 


男の作法 (新潮文庫)男の作法 (新潮文庫)
(1984/11/27)
池波 正太郎

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池波正太郎の小説は何冊か読んだことがあったが、エッセイは初めてだった。面白い。今の感覚とは違うが、それでも、失われた美しい過去のような匂いがする。著者もそれは重々承知で「あくまで僕の時代では」という但し書きをつける。され、我々の時代では、池波のように誇り高く生きられるのであろうか。もちろん、読み物だから、おもしろおかしく脚色しているところもあろうが、それでも、こんな風に生きたいと思わせる良書である。

オススメ度: レベル5
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《参考・関連図書》


鬼平犯科帳(一): 1鬼平犯科帳(一): 1
(2012/09/20)
池波 正太郎

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食卓の情景 (新潮文庫)食卓の情景 (新潮文庫)
(1980/04/29)
池波 正太郎

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剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)
(2002/09)
池波 正太郎

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2012.03/01(Thu)

自叙伝・日本脱出記 

自叙伝・日本脱出記 (岩波文庫)自叙伝・日本脱出記 (岩波文庫)
(2002/07/09)
大杉 栄

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伏せ字が多い。これだけ伏せ字が多いということは、そもそも、作者が伏せておかねばならぬことも多々あると思われる。その証拠に、脱出記などでは、前後の記述が結構変わる。それがまた時代を醸し出していて良いのであるが。

明治大正のアナキスト、大杉栄の著書である。本書は思想的な側面ではなく、彼の随筆といったようなものだ。だからか、とても読みやすい。100年も前にこれほど読みやすい日本語があったとはじめて知った。著者自身も読みやすい言葉になるように相当気を遣っているものと思われる。

官憲に殺害されることにより、伝説となった大杉であるが、本書のなかの大杉はまったく等身大である。いや、むしろ本人は矮小化し書いているのではあるまいか。

明治の風俗、また、大正期のパリや上海、登場人物もみんな国家から目をつけられている変わり者で面白い。また、彼らの思想というか、意志の純粋さ、対権力といった姿勢に今の時代だからこそ共感できる何かがある。彼らも強者ならば、当時の権力側もまた強者なのである。この平成の御代で、争うべき権力、権威があるだろうか。打倒すべきなにかがあるだろうか。そう言う意味で、歴史小説、ファンタジー小説を読むような楽しさも備わった一冊である。大正の書とバカにするなかれ、ぐいぐい読ませる一冊。


オススメ度: レベル5
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《参考・関連図書》

アナーキー・イン・ザ・JPアナーキー・イン・ザ・JP
(2010/09/29)
中森 明夫

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アナーキーインザJPのこのブログでの書評
http://tamohito.blog89.fc2.com/blog-entry-496.html


大杉栄---日本で最も自由だった男 (KAWADE道の手帖)大杉栄---日本で最も自由だった男 (KAWADE道の手帖)
(2012/02/21)
不明

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大杉栄評論集 (岩波文庫)大杉栄評論集 (岩波文庫)
(1996/08/20)
大杉 栄

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2011.09/08(Thu)

ぼくらはみんな生きている―18歳ですべての記憶を失くした青年の手記 

ぼくらはみんな生きている―18歳ですべての記憶を失くした青年の手記 (幻冬舎文庫)ぼくらはみんな生きている―18歳ですべての記憶を失くした青年の手記 (幻冬舎文庫)
(2003/06)
坪倉 優介

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最近、著者の坪倉氏がテレビで取り上げられたこともあり、改題されて売られているようだ。これは、元の。

正直、どこまで本当なのか分からない。記憶を失って、得意だった絵もこどものように幼稚な絵になってしまった、というが、1990年の自画像などは、到底素人に真似できるような物ではなく、自分の身に何が起きたのか理解して描いているとしか思えない。

ただ、一つ思うのは、著者は記憶とともに、人格を失ったように見えると言うところだ。本書がもっとも興味深かったのもこの点である。著者は記憶を取り戻そうと努力をする。しかし、最後にはこう言う。「今いちばん怖いのは、記憶が戻り、今いる自分がなくなること」という。記憶を失って12年。著者にとっては、失ってからの自分が、今の自分なのである。もし記憶が戻って、今の自分が消えてしまったら……。それを考える恐ろしさは、想像を絶するだろう。

著者のエッセーの合間に、母の記憶、と題し、母親の手記が載っている。これが秀逸なのである。記憶を失った人間にどう接したのかが手に取るようにわかる。母の愛情も美しい。本書は、本編と母の記憶が合わさって、一つの作品と呼ぶに相応しい。

オススメ度: レベル4
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《参考・関連図書》

改題された本書
記憶喪失になったぼくが見た世界 (朝日文庫)記憶喪失になったぼくが見た世界 (朝日文庫)
(2011/01/07)
坪倉優介

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記憶力 (ポケットブック)記憶力 (ポケットブック)
(2009/02/03)
ウィリアム・W・アトキンソン

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記憶の整理術 (PHP新書)記憶の整理術 (PHP新書)
(2011/04/21)
榎本 博明

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2011.04/02(Sat)

無の道を生きる-禅の辻説法 

無の道を生きる-禅の辻説法  (集英社新書)無の道を生きる-禅の辻説法 (集英社新書)
(2008/09/17)
有馬 頼底

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半分自慢話のように聞こえるところが鼻につくが、読んで損はない本だと思う。とくに、禅の初学者などは楽しんで読めるのでは無かろうか。

著者は有馬底という久留米藩主の子孫。今上天皇の御学友。しかし、突然寺に預けられて、そこからは修行の日々。

本書の前半は自伝のようなもの。後半はビジネス書、自己啓発書、にありそうな、こうすればうまくいく。こうすればひとは動く、といったようなことが体験を交えて書かれている。


オススメ度: レベル3
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《参考・関連図書》

NHK特集 永平寺 [DVD]NHK特集 永平寺 [DVD]
(2010/09/24)
ドキュメンタリー

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禅、シンプル生活のすすめ (知的生きかた文庫)禅、シンプル生活のすすめ (知的生きかた文庫)
(2009/06/19)
枡野 俊明

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禅的シンプル仕事術禅的シンプル仕事術
(2010/05/08)
枡野 俊明

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2010.04/02(Fri)

努力論 

努力論 (岩波文庫)努力論 (岩波文庫)
(2001/07)
幸田 露伴

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幸福三説が読みたくて借りた。というのも、早稲田の経済の教授が、「これからの日本の経済に必要なものは惜福だ」と言っていたからである。惜福とは露伴の書く幸福三説の最初の「福」だ。

惜福とは文字通り福を惜しむことである。福を惜しむとは、もらった金を使い切らないで貯めておくとか、ついているからといって調子に乗らないとか、そんなことである。

経済の教授は「日本の企業は惜福を知らず、利益利潤を追求したから現在のような不幸な状況になってしまった」と言っていた。

しかし、この後、分福・植福と続くのであるが、露伴は単に道徳的なことを言っているのではなく、人間の感情に由来する応報を考慮して、福をほしいままにしないことが、後々福として帰ってくる、と説いている。

つまり、企業がそこまで計算できるかである。格言でも「明日の百より今日の五十」というように、惜福して倒産していては話にならない。

個人的にはある種の道徳的な話で通用する部分もあるし、歴史的にみて分福(他人に福を分ける)、植福(社会に福を植える)は、ケチよりもその人の徳を高めるのに役立つであろう。それで万事幸福になるかどうかは別の話であるが。

表題の努力論は、人間は努力をするために生まれてきたのだ! というあんまり共感できない話。そのほかにも露伴の評論が多数載っている。

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《参考・関連図書》

ムダな努力はないムダな努力はない
(2010/03/24)
鍵山 秀三郎

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勝間さん、努力で幸せになれますか勝間さん、努力で幸せになれますか
(2010/01/08)
勝間 和代香山 リカ

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人生、報われる生き方―幸田露伴『努力論』を読む人生、報われる生き方―幸田露伴『努力論』を読む
(1997/10)
幸田 露伴

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2010.03/25(Thu)

日本人の知らない日本語2 

日本人の知らない日本語2日本人の知らない日本語2
(2010/02/19)
蛇蔵海野凪子

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出るだろうなとは思っていたがついに出た。一巻にもまして面白い。内容がマニアックになっているからである。我々が普段意識せずに使っている言語が、どのような法則に則り、また他者がその言葉を受けるときにどのように解するか。いわゆる共通の前提とされる、われわれが普段意識しないことを改めて気づかせてくれる、そんな書である。

一巻のレビューはこちら→ 日本人の知らない日本語

オススメ度: レベル4.5
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《参考・関連図書》

日本人の知らない日本語日本人の知らない日本語
(2009/02/18)
蛇蔵&海野凪子

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声に出して笑える日本語 (光文社知恵の森文庫)声に出して笑える日本語 (光文社知恵の森文庫)
(2009/04/09)
立川 談四楼

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日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で
(2008/11/05)
水村 美苗

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2009.08/31(Mon)

小説 太宰治 

小説 太宰治 (岩波現代文庫)小説 太宰治 (岩波現代文庫)
(2000/02)
檀 一雄

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壇一雄は女優壇ふみの父親である。太宰とは昭和8年頃から親交があり、太宰との思い出が綴られている。本書は太宰を書いているものであるが、太宰を通して、著者自身をも書き表している。それがむしろメインである。著者は自分を書くにあたり、太宰というわかりやすい有名人を使っている。その辺がシャーロックホームズとは違うところだ。ワトソンは決して自分を書かなかった。

つまり、この書は太宰の伝記のようでそうではないという実に不思議な書物である。それがまた幽玄で味わい深い。1949年に書かれたものとは思えないリアリティーが伝わってくる。良書である。

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《参考・関連図書》

檀流クッキング (中公文庫BIBLIO)檀流クッキング (中公文庫BIBLIO)
(2002/09)
檀 一雄

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太宰と安吾太宰と安吾
(2003/04)
檀 一雄

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火宅の人 (上巻) (新潮文庫)火宅の人 (上巻) (新潮文庫)
(1981/07)
檀 一雄

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2009.08/26(Wed)

日本人の知らない日本語 

日本人の知らない日本語日本人の知らない日本語
(2009/02/18)
蛇蔵&海野凪子

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マンガである。久しぶりに良い本を手にした。本書は外国人に日本を教える時に発生する様々な問題を扱っている。当然、外国人にとって日本語は未知の言語である。であるが故に、我々が普段感じない、空気のように当たり前になってしまっている言語を、まったく違う角度から掘り返してくれるのだ。日本語は斯くあるべし、という堅苦しいものではない。言語とは、少し見方を変えるだけで、これほどまでに多様でユーモラスであることを教えてくれるのが本書である。またひと言で外国語といっても、漢字圏とアルファベット圏では日本語に対する感じ方も微妙に違う。本書は日本語というものを客観的な言語として眺めるのに最適である。

オススメ度: レベル5
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《参考・関連図書》

日本人がまだまだ知らないイタリア 旅のヒント・コラム130 (ロンリープラネットのコラム・セレクション)日本人がまだまだ知らないイタリア 旅のヒント・コラム130 (ロンリープラネットのコラム・セレクション)
(2009/07/28)
ロンリープラネット日本語版編集部

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日本人が知らない本当の道教日本人が知らない本当の道教
(2009/07/15)
三多道長

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日本人が意外と知らないにほんの話日本人が意外と知らないにほんの話
(2009/07/30)
にほん再発見研究会

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2009.02/08(Sun)

ねえ、おかあさんさがして―すてきな「野の花の家」の子どもたち (母と子でみる) 

ねえ、おかあさんさがして―すてきな「野の花の家」の子どもたち (母と子でみる)ねえ、おかあさんさがして―すてきな「野の花の家」の子どもたち (母と子でみる)
(1998/08)
花崎 みさを

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ねえ、おかあさんさがして

親が捕まったり、親に虐待されたり、親が死んだり、捨てられたり、という、アブノーマルな家庭に生まれた不幸な子供達の物語。

家庭が歪んでいるので、子供達の精神も歪んでいる。シンナー、盗み、暴力のオンパレード。

そのような状況から園長(著者)さんの愛を受けて更生していく姿が描かれている。

我々の社会の負の部分を見せつけられた感じがする。我々の隣にはこういう社会、こういう人生があると言うことを知っておくのも良いかもしれない。写真が多く読みやすい。一晩で読める。2200円するが、寄附だと思えば安い。

現在、地球規模で経済状況、生活環境が悪化している。そこで、社会的福祉を排除するか、もしくはおのれの生活水準を犠牲にしても社会的福祉を許容するか、選択の時がくる。経済状況悪化の具合にもよるであろうが、現在の物質的余裕が永続しない限り、選択の時は必ず来る。

オススメ度: レベル4
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《参考・関連図書》

福祉ってなんだ (岩波ジュニア新書)福祉ってなんだ (岩波ジュニア新書)
(2008/01)
古川 孝順

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児童福祉 (ベーシックシリーズ ソーシャルウェルフェア)児童福祉 (ベーシックシリーズ ソーシャルウェルフェア)
(2008/05)
成清 美治吉弘 淳一

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現代の児童福祉 (有斐閣ブックス)現代の児童福祉 (有斐閣ブックス)
(2008/11/25)
古川 孝順

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2008.07/23(Wed)

世界一愚かなお金持ち、日本人 

世界一愚かなお金持ち、日本人 (ディスカヴァー携書 18)世界一愚かなお金持ち、日本人 (ディスカヴァー携書 18)
(2008/01/13)
マダム・ホー

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「お金と人脈を引き寄せる秘密」という帯に惹かれて買った。読み終えてみると、非常に常識的であった。つまり、そんな、上手い話はない、こつこつ真面目にやるのが否決だ、無駄遣いするな、約束は守れ、等々書かれていた。

こうも書かれていた。
「簡単に、手っ取り早く、わかりやすく、を重要視するようになった代償に、日本はずぼらなひとであふれかえっている」
余ではないか。だが、余だけとは言えまい。上記の価値観は、有益なものとして喧伝されてきたのだから。娯楽などはまさに、この価値観の代表である。この価値観が支配的な日本で、一人だけ抜け出るのはかなり難しいとおもうが、ニッチ産業としてやっていけないこともないのかな、とふと思った。問題はやり方だ。

本書の要は、他の投資本と同じように、Don't Work For Money, Make Money Work For You.である。金を働かせて儲けるのだ。貯金では金は眠るだけ、投資して働かせろ、と。

本書は主にアメリカの不動産投資を紹介しているので、日本ではまったく役にたたない。というよりも、本書は、アメリカの不動産投資を通して、金融リテラシーを教えようとしているようである。一般論が多すぎて、あまり役に立たないかも知れない。

オススメ度: レベル2.5
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《参考・関連図書》

富裕層はなぜ、YUCASEE(ゆかし)に入るのか富裕層はなぜ、YUCASEE(ゆかし)に入るのか
(2008/02/08)
高岡 壮一郎

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リアル・リッチの世界〔セオリー〕vol.9 (講談社MOOK セオリー vol. 9)リアル・リッチの世界〔セオリー〕vol.9 (講談社MOOK セオリー vol. 9)
(2007/05/08)
第一編集局セオリープロジェクト

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人の印象は3メートルと30秒で決まる―自己演出で作るパーソナルブランド (祥伝社新書 105) (祥伝社新書 105)人の印象は3メートルと30秒で決まる―自己演出で作るパーソナルブランド (祥伝社新書 105) (祥伝社新書 105)
(2008/03/26)
江木 園貴

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2007.07/31(Tue)

パラシューター 国会をめざした落下傘候補、疾風怒涛の全記録 

パラシューター―国会をめざした落下傘候補、疾風怒涛の全記録 パラシューター―国会をめざした落下傘候補、疾風怒涛の全記録
細野 豪志 (2003/04)
五月書房
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民主党の衆議院議員。昨今は山本モナとの不倫騒動で世間を賑わした。
細野豪志が初当選にいたる選挙の始終を記したものである。
パラシューターとは落下傘候補者の意味。落下傘候補者とは、
縁もゆかりもない土地に、
選挙だけのために赴き立候補する候補者を指す。
細野氏はまず民主党の公認をもらい、いくつかの候補地の中から、
静岡県三島を選ぶ。準備期間一年弱。
小渕首相の突然死による予想外の解散。
選挙が如何に大変であり、非日常的なものかが分かる。
中でも白眉は、参謀との決裂シーンである。
おそらく選挙や政治をやっていて最も痛いのは、
味方から見放されることだ。痛さが伝わる章であった。
政治ではなく選挙に興味がある人間に進める。

オススメ度: レベル4
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2007.07/28(Sat)

音楽という謎 

“音楽”という謎 “音楽”という謎
近藤 譲 (2004/07/01)
春秋社
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音楽は音楽のみで、思想は思想のみで、技術は技術のみで発達はしない、というのは余の持論である。著者は音楽の変遷を語る上で、存分に思想史、哲学を引き合いに出し、如何に思想が音楽に影響を与えたかを説く。そして、また思想も音楽に影響を受けているのだ。例えば、マックス・ウェーバーの「魔法からの世界解放」とシェーンベルクの「十二音技法」の関連性など。

さらに、音楽を芸術という視点から見るに当たり、まず芸術とはなにものかを明らかにしようとする。一例として、電車の操縦士が寸分違わずに列車を停止させるのを見て、我々は芸術と呼ぶ。これは純粋に技術による芸術である。また奇岩怪石を見ては自然の芸術と呼ぶ。ここには技術が含まれていない。このように芸術の定義は大変幅がある。さて、音楽の芸術性とはどこにあるのや?

音楽に哲学的解析を加えた貴重な一冊。著者自身が優秀な作曲家であることもあり、理論だけに終始しないところがまた面白い。

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2007.07/16(Mon)

居場所のちから 

居場所のちから―生きてるだけですごいんだ 居場所のちから―生きてるだけですごいんだ
西野 博之 (2006/03)
教育史料出版会
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著者は「NPO法人フリースペースたまりば」
というものを運営している。
不登校児などが昼間、暇を潰す場所である。
文字通りたまり場である。
昔は多摩川の近くでやっていたらしく、
タマ・リバーなどとかけているらしい。
そんな、不登校児や問題児が集まる場所で起こった
様々な出来事が記されている。
我々の日常からはかけ離れた世界。
しかし、他人事ではない。読めば分かるが、
我々は普段ある種の凶暴性というか、
恣意性などを押し殺して暮らしている。
住みにくい社会、社会から受けるストレスなどは、
この恣意性が他人と摩擦を起こしているのだ。
この本はそのような凶暴性、恣意性がなにか、
フィロソフィカルに思考する契機をふんだんに与えてくれる。

オススメ度: レベル4.5
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2007.07/14(Sat)

失踪日記 

失踪日記 失踪日記
吾妻 ひでお (2005/03)
イースト・プレス
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題名通り失踪していた期間の日記。
漫画である。しかし、ものすごいリアルだ。
様々な賞を受賞した作品だけのことはある。
著者は失踪して乞食になるのだが、乞食がどのような生活をして、
なにを考えて日々を過ごしているのか、
また、乞食にならなくては味わえないであろう、様々な出来事が、
ユーモラスに描かれている。
ユーモラスだが、迫り来る真がある。
余は数ページ立ち読みして瞬時に購入した。

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2007.05/25(Fri)

堕落論 

堕落論 堕落論
坂口 安吾 (2000/06)
新潮社
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内容は、いわゆる道徳への不信である。
敗戦から絶対的なビジョンが崩れ漂流する著者の姿が読み取れる。
50年前の書であるが非常に示唆的である。
著者のいうとおり、日本人は落ちた。
しかし、正しくは落ちなかった。
そこが面白い。
堕落論、と続堕落論とが一応セットになっている。
どちらも短いし、わかりやすいのですぐ読める。

オススメ度: レベル3.5
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2007.05/17(Thu)

ぼくはこんな本を読んできた 立花式読書論、読書術、書斎論  

ぼくはこんな本を読んできた―立花式読書論、読書術、書斎論 ぼくはこんな本を読んできた―立花式読書論、読書術、書斎論
立花 隆 (1999/03)
文藝春秋
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立花隆の読書や、読書法に的を絞ったエッセイである。
氏の勉強の仕方とかがよくわかりなかなか面白い。
仕事部屋の図面とかも載っていて興味深い。
氏は何故に頭がいいのか、といえば、
やはりその勉強量であることを改めて知った。
しかし、普通の人じゃこんな家は建てられないよ。
頭が良いと言うより頭が変w

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2007.03/01(Thu)

わが闘争 

わが闘争 上―完訳   角川文庫 白 224-1 わが闘争 上―完訳 角川文庫 白 224-1
アドルフ・ヒトラー、平野 一郎 他 (1973/10)
角川書店
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ドイツ第三帝国総統、アドルフ・ヒトラーの主著。
自身の思想がもれなく書かれている。
文体が一種独特で、理解するのに少々手こずる。
一時はヨーロッパ大陸を席巻した凄絶なる指導者が、
どのようなことを考えていたかは、
知るに値することだと思う。

オススメ度: レベル4
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2007.02/26(Mon)

アンネの日記 

アンネの日記 アンネの日記
アンネ フランク (2003/04)
文藝春秋
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言わずと知れた、
第二次大戦中のナチ支配下で暮らしたユダヤ人少女の日記。
ナチに対する恨み辛みが書いてあるのかと言えばそうではなく、
明るく日々を過ごしている。
わざとそういう筆致にしているのかもしれず、
また、そういうところに、共感がもてる。
悲劇の日記である。

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2007.02/25(Sun)

死体は語る 

死体は語る 死体は語る
上野 正彦 (2001/10)
文藝春秋
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少々情報が古い、
という難を除けば非常に有意義で楽しい本である。
法医学の人間が書いた本はだいたい面白いが、
これは白眉ではなかろうか。
文章表現や、話の展開も巧妙で読んでいて楽である。
お勧めである。

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2007.02/13(Tue)

新恋愛講座 

新恋愛講座―三島由紀夫のエッセイ〈2〉 新恋愛講座―三島由紀夫のエッセイ〈2〉
三島 由紀夫 (1995/05)
筑摩書房
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新恋愛講座・おわりの美学・若きサムライのための精神講話
三本が収められたエッセイ集。
硬派な人間は恋愛というとすこぶる軽いものと見なしている嫌いがあるが、
余は恋愛とは人生における重大ごとだと心得ている。
愛は理性と対立するもう一つの己の心である。
正義や社会や宗教などと並び、
恋愛とは思索するに値する謎ではあるまいか。
恋愛をおろそかにしては人間は語れまい。
おわりの美学は実に面白い。付箋をたくさん貼った。

オススメ度: レベル4
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