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2010.12/30(Thu)

アナーキー・イン・ザ・JP 

アナーキー・イン・ザ・JPアナーキー・イン・ザ・JP
(2010/09/29)
中森 明夫

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セックスピストルズにはまった高校生がアナーキストであるシドヴィシャスを降霊術によって呼び出そうとすると、間違えて大杉栄を呼び出してしまう。大杉栄は高校生の頭の中によみがえり、現代の高校生の頭の中で同居することになる。

本書の文体などは一見娯楽小説のようであるが、大正時代の思想的背景などが詳しく書かれており知的欲求も満たすものである。

シドヴィシャスと大杉栄は、アナーキストと括ってもまるで違う存在だ。シドは反国家的というよりも反社会的である。大杉は反社会というより、反体制的な存在である。つまり、シドはいつの時代でもアナーキストであるが、大杉は仮に現在を生きていたとしたら、さほど強烈な思想的インパクトはないものと思われる。

そこが、本作のミソなような気がするのは余だけであろうか。反逆すべき体制が無い中で、人はどのようにアナーキーに振る舞うことが可能か。元も子もない言い方になるが、言論の自由や、危険思想というものは、なんらかの権力によりそれらが抑圧されてこそ輝くということがある。本書では大正時代と現在との日本を比較しているが、必ずしも現在が良いとはされていない。大正期に抑圧されていたものが解放されているにもかかわらず。

一体人々はなにゆえに閉塞しているのであろうか。法律であろうか、道徳であろうか、それとも自由にであろうか。自由から脱するとき、過去にはパンクという反社会的な言動が有効であったのかも知れない。しかし、今はそれすら閉塞を切り裂く刀にはなるまい。


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《参考・関連図書》

勝手にしやがれ!!勝手にしやがれ!!
(1999/09/29)
セックス・ピストルズ

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学校で愛するということ学校で愛するということ
(2009/03/27)
中森 明夫

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アイドルにっぽんアイドルにっぽん
(2007/04)
中森 明夫

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2010.12/12(Sun)

写真術 プロの裏技 ―京都を撮る 

写真術 プロの裏技 ―京都を撮る (The New Fifties)写真術 プロの裏技 ―京都を撮る (The New Fifties)
(2004/10/20)
水野 克比古

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京都の風景、京都の文化をどのように撮るか、おそらく、この書よりも詳しい書はないと思う。神社、料理、街並み、紅葉、自然、筆者がフィールドワークとしてきた京都を余すところなく載せる。そして、それらの撮り方を解説する。デジタルカメラにも若干触れている。本書は2004年と少し古いが、デジカメの可能性を語っている。デジカメの注意点も書かれている。

これは、カメラの入門書ではない。この本の読み方としては、まず、本書に載っている写真を見て感じること。そして、プロの裏技というコラムを読む。あとは、自分で写真を撮りに行くしかない。そんな一冊。


オススメ度: レベル3.5
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《参考・関連図書》

ブログフォトお手本ブック ~カメラ女子的キレイ写真術~ (エンターブレインムック)ブログフォトお手本ブック ~カメラ女子的キレイ写真術~ (エンターブレインムック)
(2010/09/30)
不明

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撮り歩き「旅」の写真術―デジタル一眼レフで楽しむ こんな写真が撮りたかった!撮り歩き「旅」の写真術―デジタル一眼レフで楽しむ こんな写真が撮りたかった!
(2010/08/02)
杉本 恭子

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くらべてわかる写真術 新装版くらべてわかる写真術 新装版
(2010/08)
西川 善雄

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2010.12/05(Sun)

3分間日記―成功と幸せを呼ぶ小さな習慣 

3分間日記―成功と幸せを呼ぶ小さな習慣3分間日記―成功と幸せを呼ぶ小さな習慣
(2005/04)
今村 暁

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以前紹介した「1分間の日記で夢は必ずかなう!~成功と幸せを引き寄せる!「感性」を刺激する習慣」の原作というか、前著。基本的に内容は同じであるが、こちらの方が遙かに説得力があり、内容も濃い。にもかかわらず、わざわざ新刊で「1分」に短縮したのは、忙しい現代人にとって3分などという悠長な時間はないからか。

そもそも、新作の1分間日記は実用的ではない。その意味では本書3分間日記も同様だ。というのも、この著者のいう日記を書こうと思ったら、とうてい3分では書けない。本書も「朝3分、夜3分」と計6分かかるが、大凡まともなものを書こうとすれば、朝2分、夜10分の12分くらいかかるだろう。ただ、余は12分かけようとも、これを行うべきだと思う。

ちなみに、1分間日記は5ヶ月持った。ただ、これは本当に諸刃の剣であり、正しい心根で行わないと、人間がみるみる腐っていく。どうも、著者も諸刃の部分で自刃した経験があるらしく、その点は注意深く書かれているので気をつけた方が良い。本書を読む前に、天風や、論語や、その他心を清くする書物を一通り読んでから行った方が良い。

本書は多くの部分が天風の自己啓発にかぶる。おそらく著者も天風を研究したものと思われる。故に本書は天風の一連の著作とあわせて読むと効果が高いだろう。余は再び日記を開始した。不思議と、天風の著作を読んでいたら、「1分間日記」のことが思い出され、この絶版になった「3分間日記」をamazonでゲットしたという次第である。

オススメ度: レベル4.5
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《参考・関連図書》

1分間の日記で夢は必ずかなう!~成功と幸せを引き寄せる!「感性」を刺激する習慣~1分間の日記で夢は必ずかなう!~成功と幸せを引き寄せる!「感性」を刺激する習慣~
(2009/12/10)
今村暁

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「朝」日記の奇跡 (PHP文庫 さ 41-2)「朝」日記の奇跡 (PHP文庫 さ 41-2)
(2008/12/02)
佐藤 伝

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人生に成功をもたらす日記の魔術 (サンマーク文庫)人生に成功をもたらす日記の魔術 (サンマーク文庫)
(2008/01/18)
表 三郎

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