07月≪ 2017年08月 ≫09月

12345678910111213141516171819202122232425262728293031
--.--/--(--)

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【編集】 |  --:-- |  スポンサー広告  | Top↑
2007.05/23(Wed)

誰もがその人らしく 男女共同参画 

誰もがその人らしく男女共同参画 誰もがその人らしく男女共同参画
21世紀男女平等を進める会 (2003/04)
岩波書店
この商品の詳細を見る


世界的な男女平等の波の中で、日本も男女共同参画社会基本法なるものを作った。
この書物はかなり一方的な視点から男女平等を進めると社会が幸福になると謳ったものである。少子化問題、労働問題、教育問題、果ては発明力にまで言及している。女性と男性の社会進出の数字をことさら並べて、女性が不平等的扱いを受けてると喧伝している。バカバカしい。女性が少ない分野をわざと例に出しているのだから、女性の数字が少ないのは当たり前だ。逆に花屋やキャンペーンガールを例に出したら男性の比率が圧倒的に少なくなるだろう。

そもそも、権利とはなんだ? 今現在ある男性の権利とは、長い年月をかけて男性が勝ち取ったものであろう? それを認識せずに不公平だと言い立てては、かりに女性が権利を獲得したとしても、その正当性が一切認められない事態に陥ることが分からないのであろうか。「本来は平等だ」などという論は成り立たない。本来は不平等なのだ。平等にするのは大いなる意図的なエネルギーが必要なのである。さらに、「女性は家で淑やかにあるべし」という価値観が作られたものであるならば、「女性が大いに社会進出するべき」という価値観も作られたものであるということを知らねばならない。それを恰も自然権であるかのように嘯くのは愚かしい。

薄いからすぐ読める。取り敢えず読んだら、ポスト構造主義も合わせて読んで、ジェンダー問題を違う視点からも見てみるべきだ。

オススメ度: レベル3
FC2 Blog Ranking

テーマ : ブックレビュー - ジャンル : 本・雑誌

【編集】 |  00:40 |  思想 社会科学  | TB(0)  | CM(0) | Top↑

コメントを投稿する

URL
コメント
パスワード  編集・削除するのに必要
非公開  管理者だけにコメントを表示
 

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック


 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。