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2007.08/02(Thu)

論座 2007年 06月号  

論座 2007年 06月号 [雑誌] 論座 2007年 06月号 [雑誌]
(2007/05/01)
朝日新聞社出版局
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「続・丸山真男をひっぱたきたい」が載っていた。前の記事を読んでもらえれば分かるが、
http://tamohito.blog89.fc2.com/blog-entry-153.html
32才のフリーターである赤木氏がフリーターという下層階級を脱出するには、戦争が起きて社会が流動的にならなければ駄目、という趣旨の文章を論座1月号に発表した。そうしたら、それに対する反論が色々あって、赤木氏はその反論に応答する形で今回の「続」を書いた。赤木氏のサイトに「丸山~」の全文が載ってる。
http://www7.vis.ne.jp/~t-job/

直接的なことではないのだが、二つ、非常に面白い「気付き」があった。一つ目は、平和という名の安定について。赤木氏は平和という安定を望む富めるものが、その安定を持続させるために下層に貧困を強いる、と書いている。「平和を望むのは裕福層が裕福でありつづけるための名目」というのが面白いではないか。しかし、余はこれをヒントにこう考えた。裕福層にとって平和とは富を維持するのに都合の良い安定であるが、だからといって下層に貧困を強いているわけではない。むしろ、下層を救おうとしている。なぜなら、下層を救うことによって、さらなる安定を手に入れられるからである。赤木氏のような人をいじめまくって、本当に暴動などが起こってしまっては困るのだ。だから、彼らは平和維持のために必至に貧困層を救おうとする。論座という雑誌自体がそのスタンスだ。そして、彼らは富の安定を維持するために、意図的に貧困層を救おうとしているのではなく、本当の善意でもって貧困層を救おうとしているのではないだろうか? なんたる皮肉! 彼らが善意で貧困を救おうとすればするほど、赤木氏の忌む不平等な安定は持続するのだからw

二つ目。弱者は永遠に弱者ということだ。弱者に大金をくれてやったところで、弱者が強者になれるわけがない。それは単なる、大金を持った弱者に過ぎぬと言うことだ。もしくは、金持ちの強者のような弱者だ。弱者強者とは本質の問題である。例えば、男がモロッコかどっかで性転換手術を受けて、どれだけ女に近づこうとも、男であることは変わらない。本質は男なのだ。故に、残念ながら、社会がどれだけ弱者のための政策を行い、弱者を豊にしても、弱者が弱者でなくなることはあり得ない。現実的にもあり得ない。

オススメ度: レベル4
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テーマ : **おすすめbook!!** - ジャンル : 本・雑誌

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