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2007.10/02(Tue)

増税が日本を破壊する 

増税が日本を破壊する 増税が日本を破壊する
菊池 英博 (2005/11/18)
ダイヤモンド社
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現在我が国の借金は547兆円。GDPの約二倍。10年分の税収。国民一人当たり428万円の借金がある計算になる。

日本は借金まみれでヤバイ。という話は誰でも聞いたことがあると思う。しかし、本書は日本は全然やばくないという。ヤバイヤバイと煽っているのは日本を滅ぼそうとする売国奴達である、というようなことまでいっている。では、どうして日本のこれほどの借金を、何を以て大丈夫というのであろうか?

まず、日本では財政分析をする際に、純債務を用いずに、粗債務を用いる。欧米では純債務を用いるのが普通である。上に上げた547兆円は粗債務。つまり、借金そのものである。では純債務とは何か? 粗債務から金融資産を引いたものである。日本は多量の金融資産を保有している。2005年のデータで、社会補償基金254兆円、内外投融資136兆円、外貨準備90兆円、合計480兆円の金融資産があるのだ。現在の値がどうだかわからないが、これで計算すると、借金はたったの67兆円。至って健全だ。

二つ目、この借金のほとんどが、内国債であること。外国から借金をしているわけではないのである。

三つ目、国の借金は個人の借金とは性質を異にするものである。例えば、道路を造るとする。もし、借金はまずいからといって、増税をして道路を造ったとする。するとどうだろうか? 道路は子々孫々のものたちまでが利用するものだ。造るときにだけ金を取られたのではその時の人間だけが損をするではないか。国の借金は公正な税負担という観点からも正当化できるものである。問題は、借金をしたことではなく、借金を何に使ったかである。

日本の本当の危機は財政危機ではなく、政策危機だと著者はいう。本来デフレ時には公共事業を行い、雇用を確保し失業を減らしGDPを伸ばす。しかし、我が国はハコモノの乱立、政治家と企業の癒着が凄まじく、公共事業=政治家の汚職、のようなイメージが蔓延してしまっている。公共事業を行わなければならないときに公共事業が行えないような状態をつくってしまった。

本書には財政や経済が詳しく載っている。そのあたりを余が説明するのは不可能だ。財政難、借金漬けという論説を聞き飽きたならば、この書は非常に興味深い。著者の最新刊「実感なき景気回復に潜む金融恐慌の罠―このままでは日本の経済システムが崩壊する」も出ている。余も近いうちに読もうと思っている。

オススメ度: レベル4
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実感なき景気回復に潜む金融恐慌の罠―このままでは日本の経済システムが崩壊する 実感なき景気回復に潜む金融恐慌の罠―このままでは日本の経済システムが崩壊する
菊池 英博 (2007/06/15)
ダイヤモンド社

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テーマ : 憂国 - ジャンル : 政治・経済

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こんにちは

>増税が日本を破壊する

増税の対象を酒類にしてほしい。
今の10倍でもいいと思う。
水商売の人からは反対されるだろうが、
銀座で座っただけで○万円も払うクラブが存在するってことが一般社会で通用しているんだから
アルコールをピンからキリまでのゾーンはいらないだろう。
デブ | 2007.10.05(金) 14:31 | URL | コメント編集
コメントありがとうございます。

自分は結構飲むので酒は困りますw
ヨーロッパに旅行に行って驚いたのは、
連中は昼から酒飲むし、缶ビールが缶コーヒーより安いんです!
案の定飲み過ぎましたw
タモヒト | 2007.10.05(金) 17:27 | URL | コメント編集

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