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2008.03/17(Mon)

環境学入門 (1) 

環境学入門 (1)環境学入門 (1)
(2002/01)
武内 和彦

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哲学に興味がある人間は環境から入ると良いと思う。余も最近環境にはまり知ったのであるが、環境は哲学そのものである。我々が如何にあるべきか、その思考のルールを環境問題は示してくれる。

世界中の人が日本人と同じ生活レベルで暮らしたら、地球がいくつあっても足りない、という話は有名である。資源が有限で、技術的発達を考慮せず、未来を考えたとき、二通りの極に分けることが出来る。一つは、日本以外の民に贅沢を許さず、もしくは減らして、日本人だけ現在の生活レベルを維持する。もう一つは、日本人が現在の豊かさを放棄して、世界中の国と分配する。そして、この両極端の間には無数の選択肢が存在する。また、時間的にも今と同様の論を当てはめられる。すなわち、今豊かさを享受して、後の世の人々に苦しんでもらうか、という選択である。

人間の心情は地球環境に適応できない。そのジレンマがみそ。地球の人口は10億人ぐらいが適正だから、50億人死んでください、というわけにはいかない。地球にどれだけ負荷がかかろうとも、我々は生存を望むし、クーラーも暖房もとめたりはしない。そして、我々が快適な生存を望むほど、快適な生存が危ぶまれるという、余的には非常に面白い命題なのである。

環境問題とは、CO2がどうたらとかいうまえに、個と全体性の問題、空間的時間的問題、自己管理と社会管理の問題、欲望の問題、いかに生きるかの問題。

本書には以上のようなことを考えさせられるヒントがちりばめられている。

オススメ度: レベル3.5
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テーマ : 環境・資源・エネルギー - ジャンル : 政治・経済

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