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2008.04/24(Thu)

日本人のための宗教原論―あなたを宗教はどう助けてくれるのか 

日本人のための宗教原論―あなたを宗教はどう助けてくれるのか日本人のための宗教原論―あなたを宗教はどう助けてくれるのか
(2000/07)
小室 直樹

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宗教の入門書としては最適である。詳しい人が読めばさらに理解を深めるのに役立つのではあるまいか。小室直樹の本は面白可笑しく書いてあるので読んでいて苦にならないのも利点。

中でも、修道院、カトリックとプロテスタントのくだり、仏教、空の思想のくだりはスリル満点。予定説の歴史、内面と外面の分離、近代思想の萌芽、様々なヒントが記されている。

仏教、キリスト教、イスラム教、儒教を並べて書いているので、比較して理解することが出来る。また、日本人の宗教観の由来も最終章で詳細にわたり考察が加えられている。この本のエッセンスを抜き出すのは不可能だ。この書事態がエッセンスのような物だからである。

とくに最近の日本人は宗教を軽んじている嫌いがある。余は宗教は民族問題、ナショナリズム、それらと同様に重要であると思う。民族的団結も宗教的団結も本質に於いては変わりないからである。ナチスが民族的にユダヤ人を抹殺しようとしたが、誤りだ。ナチスは宗教的にユダヤ教を抹殺しようとしていたのだ。ヒトラーの「ユダヤ民族は異なる神による被造物であるから人間ではない」という言葉が象徴するがごとしである。今後世界を読むのに、宗教の要諦を知るは欠かせぬことであろう。

オススメ度: レベル4
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《参考・関連図書》

小室直樹の資本主義原論

日本人のための憲法原論

悪の民主主義―民主主義原論

テーマ : 宗教・信仰 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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