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2008.09/19(Fri)

入門 長寿[後期高齢者]医療制度 

入門 長寿[後期高齢者]医療制度入門 長寿[後期高齢者]医療制度
(2008/06/07)
結城 康博

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民主党や社民党が「お年寄りいじめの悪法」と騒ぎ立てている、後期高齢者医療制度を解説する書である。後期高齢者医療制度そのものについてはググってもらいたい。

後期高齢者医療制度がなにかと、簡単に説明すると、
「75歳以上の高齢者が増えた。高齢者医療費が従来の保険で賄えなくなっている。だから、75歳以上の年寄りに、金を出してもらおう」
という制度である。

では、長寿世代の負担が一人当たりいくら増えるのかと言えば、まったくわからないのである。個々の事例で判断するしかない。都道府県によっても違うのだから。

よく、夫婦の和を破壊する制度、と聞く。それは今まで夫の扶養に妻が入っていたのに、この制度からは、別々に国保に加入しなければいけなくなったから。

この制度のミソなところは、妙な計算式があり、現役世代と長寿世代の負担の割合が、3年ごとに計算され直すことになっている。そうすると、現役世代も増えるのだが、長寿世代の割合は負担はもっと増える。今までの制度では、長寿世代が増えれば増えるほど、現役世代の負担が一方的に増えていたのだ。余はこの点、後期高齢者医療制度は評価できると思う。

終章が面白い。はたして、後期高齢者医療制度は保険制度なのか、と疑問を投げかける。というのも、医者にかかる年寄りが負担する金は1割。残りは、現役世代と税金で賄われている。こんなものは保険制度ではない、と著者は言う。余も同感である。著者は言う。
「保険料を支払わない患者が、窓口で10割負担になったが、それはおかしい。現在の保険制度は半分が税金で賄われている。例え、保険料を払わなかった場合でも、5割負担が妥当である。そもそも、日本の保険制度は、保険制度なのか、それとも、社会保障制度なのか、そこから議論を進める必要がある」
言い得て妙なり。

日本人の死に時―そんなに長生きしたいですか

オススメ度: レベル4.5
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テーマ : 後期高齢者医療制度改革 - ジャンル : 政治・経済

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