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2008.11/15(Sat)

創価学会の研究 

創価学会の研究 (講談社現代新書 1965)創価学会の研究 (講談社現代新書 1965)
(2008/10/17)
玉野 和志

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意外に、知らない創価学会の概要。本書はそれほど深く創価学会の中身を研究したものではない。ただ、表っつらを述べているに過ぎない。が、我々の先入観はその表っつらすらまともに見ようとしてこなかったのではないだろうか。

本書はまず、創価学会の歴史について触れられている。黎明期から、共産党との確執の経緯等が説明されている。次ぎに、創価学会の魅力について説明されている。例えば、身分も何もない人間でも、多くの信者を獲得してくると偉くなれるとか、仏教思想に触れることにより、無学から脱却できる等。しかし、現在ではこれらの魅力が必ずしも魅力とは移らない、その時代の変遷等も説明されている。

また、世間が、創価学会を含む宗教団体・宗教者に対して、どのような期待を持っているかを説明し、創価学会側から見た、そのような世間とは何なのかという研究がなされている。

また、面白いのが海外の創価学会研究で、とくにヨーロッパ圏の海外人が、なぜにキリスト教ではなく創価学会を選ぶかの説明が社会学者的になされている。端的に言うと、初期の資本主義は、資本の蓄積、つまり、勤労と倹約を重んじてきた。しかし、後期近代の消費中心の経済に移行するにあたり、キリスト教的禁欲は世情と合わなくなる。そこに、創価学会の個人の欲求の成就を是認する思想は、キリスト教圏の人間のエートスを支持した、とある。

最後に、創価学会と公明党の関係が述べられている。如何に創価学会システムが自民党システムと合致しているか。これを読むと、創価学会とは、前近代的遺産を現在に甦らせた集団とも感じられないこともない。余の感想では、それも、もうここまでであろう、という気がしてならないが。

オススメ度: レベル4
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《参考・関連図書》

創価学会 (新潮新書)創価学会 (新潮新書)
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公明党・創価学会の真実 (講談社+アルファ文庫 G 143-3)公明党・創価学会の真実 (講談社+アルファ文庫 G 143-3)
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