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2009.02/11(Wed)

現代政治学 第3版 

現代政治学 第3版 (有斐閣アルマ)現代政治学 第3版 (有斐閣アルマ)
(2007/10/04)
加茂 利男大西 仁

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初版は古いが、版を重ねるごとに加筆修正されているので、内容は新しい。余が読んだのは第三版。

政治学の基礎や本質といった物よりも、題名通り現代の政治が抱えた問題に焦点を当てて書かれている。だから、純粋に政治理念を知りたいのならば、「スタンダード政治学」の方がよい。

本書は細かくて広い。政策、政策過程を細かく論じたかと思えば、いきなり政治学史がはじまり、最新の政治学の潮流まで述べられている。

前半は政治全般について取り留めのない感じで書かれている(もっとも、一冊丸ごととりとめないとも言えるが)。

三分の二くらいから、国際社会論、グローバリズムについて述べられていて、読むに値する。8章の「集権と分権」以降が秀逸。ヨーロッパの歴史を振り返り、集権と分権の感覚に迫っていく。ヨーロッパは、ヨーロッパ合衆国を最終目標としている。一見すると、ヨーロッパは分権が非常に発達しているように見えるが、それは、大ヨーロッパという一つの思想があるが故に分権が可能になるという入り組んだ思想がある。ヨーロッパを糸口にし、民族とはなにか、グローバリゼーションとはなにか、と話が続く。例えば日中などは、最大の貿易相手国となるに従い、お互いの国民感情は悪化していった。国際化がもたらした一国の中での不平等が原因と説く。

その他にも、核兵器の、パワーバランスの歴史等が詳細に描かれていて興味深い。ただ、難しいことが難しく書かれているので初学者には難解。

スタンダード政治学

オススメ度: レベル4
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《参考・関連図書》

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テーマ : 買うべき本 - ジャンル : 本・雑誌

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