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2009.07/23(Thu)

日本語のレトリック―文章表現の技法 

日本語のレトリック―文章表現の技法 (岩波ジュニア新書)日本語のレトリック―文章表現の技法 (岩波ジュニア新書)
(2002/12)
瀬戸 賢一

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久々にいい本に巡り会った。レトリックとは比喩や擬人法といった、言葉の綾のことである。レトリックという学問はそれこそ、言葉が生まれたのと同時に存在する。しかし、日本人はあまりレトリックというもを好まないらしい。レトリックは使い方次第によってはトリックのようにもなる。日本人は実直を重んじるのか、言葉を飾らないのか、よくわからないけれども、巧言や饒舌を好まないような気がする。つまり、意図的に言葉を操ることが好きではないのかも知れない。

好き嫌いは置いておいて、レトリックは実に様々な我々の表現に説明を与える。例えば今述べた、巧言や饒舌を好まない、というのも、黙説法や省略法といった、敢えて言葉を用いずに、沈黙や余韻で意味を伝える、という立派なレトリックである。つまり、レトリックは意思の伝達において有益なものではないかと考えられる。

本書はレトリックを30の項目に分けて、一つずつ説明を加えていく。余はいくつかレトリックの書を読んだことがあるが、だいたい、もっと少ない数に分けて、細々説明するものが多い。レトリックは数学のように割り切れるものではない。言葉の組み合わせの数だけ意味が存在する。ほとんど無限である。それを全部説明するのは不可能である。故に、この30という数が絶妙なのだ。レトリックに興味のある方は、この書を勧める。

オススメ度: レベル4.5
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《参考・関連図書》

レトリック事典レトリック事典
(2006/11/01)
佐藤 信夫松尾大

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レトリック認識 (講談社学術文庫)レトリック認識 (講談社学術文庫)
(1992/09)
佐藤 信夫

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文彩百遊―楽しむ日本語レトリック (遊子館BOOKS (1))文彩百遊―楽しむ日本語レトリック (遊子館BOOKS (1))
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テーマ : 買うべき本 - ジャンル : 本・雑誌

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