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2010.02/07(Sun)

地域主権型道州制がよくわかる本 

[図解]地域主権型道州制がよくわかる本[図解]地域主権型道州制がよくわかる本
(2009/07/22)
江口 克彦

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この本に書かれていることははっきり言って絵空事だ。「20××年、日本はこう変わる」と銘打ち、四国は租税特区のようなことをして企業と裕福層が集まる、北海道は観光立州、東北は農業立州、九州は環東シナ海経済圏の中心、などなど、ジャンプの後ろにのってる怪しげなブレスレットまがいの甘言美辞が並べられている。おそらく、これを読んで100%信じ込み、道州制に夢を抱く人間はほとんどいないと思う。

だからといって道州制が悪いわけではない。余は道州制そのものには賛成している。たとえ道州制にして、今の摂取カロリーが半分になろうとも、この国にショックを与える何かが必要なのは間違いない。今のままでいいはずがない。この書も、元を正せば「今のままではだめだ」というところからきている。道州制が良いのではない。今の状況がだめだからなにかほかの手を考えたとき、道州制が妥当ではないか、という話だ。民主党がよいのではない。自民党が駄目だからとりあえず民主党みたいな。道州制になったら万歳みなハッピー、なんてことはあり得ない。なぜなら、どう制度が変わろうが、そこに暮らす人間が変わるわけではないからだ。

本書は現状の駄目なところをまともに分析している。それはいい。しかし、本書の危険なところは、リーダーシップのある首相、有能な州知事、それらを求めているところだ。つまり、カリスマを呼び出そうという思想が根底にある。余は制度とはふつうの人間がふつうに使うことによって多くの人間が幸せになれるものだと思っている。制度とカリスマは相容れない。

オススメ度: レベル3
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《参考・関連図書》

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(2010/01/10)
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