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2010.06/01(Tue)

民主主義が一度もなかった国・日本 

民主主義が一度もなかった国・日本 (幻冬舎新書)民主主義が一度もなかった国・日本 (幻冬舎新書)
(2009/11/26)
宮台 真司福山 哲郎

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社会学者の宮台真司と民主党の福山哲郎の対談本。政権交代ヨイショ本。この本は昨年の年末頃の本。我々の政権交代に対する期待を象徴したような内容になっている。今になってみると、「なんだったんだろうな」という感は否めない。

内容はかなりアジった極端なものになっている。冷静な社会分析なら、この前に出版された日本の難点の方が遙かに優れている。

子供手当の理念、CO2・25%削減など、民主党の政策に対する期待と、その理念の内容が詳述されている。たとえば子供手当。「独身者には増税になる」という批判がある。その反論として、「独身者は将来、国に面倒見てもらうので、子供を育てる必要なくして便益を享受できるから良し」という議論がある。しかし、宮台はその議論は間違いだと説く。子供手当の正当性は、アメリカのエデゥケイションタスク等の理論では、「独身者が子育て税や教育税を支払うのは、誰もが社会の存続から恩恵を被る以上、社会の存続に不可欠な人口学的再生産は公的事柄であり、公的事柄にコストを支払うのは当然」

民主党のマニフェストの多くを説明しようとしているので、広く浅い印象を受ける。宮台の話は面白いが、福山は現役の副大臣で、その分遠慮して話している。宮台も福山にまた遠慮している。そこがつまらない。これと、日本の難点、どちらか一冊を読むか選ぶのなら、日本の難点の方を強力に推薦する。

オススメ度: レベル3
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《参考・関連図書》

日本の難点 (幻冬舎新書)日本の難点 (幻冬舎新書)
(2009/04)
宮台 真司

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これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学
(2010/05/22)
マイケル・サンデルMichael J. Sandel

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中学生からの愛の授業中学生からの愛の授業
(2010/06/15)
宮台真司

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