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2010.07/09(Fri)

電子書籍の衝撃 

電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)
(2010/04/15)
佐々木 俊尚

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これからのweb、電子書籍、電子出版に関心のある方は必読の書である。
本書は音楽市場、とくにCD市場を、どのようにITデジタルコンテンツが席巻したかを例に、書籍市場にITが入ってきた場合、どう市場を変化させるか、縷々述べられている。

デジタルコンテンツの特徴は、すべてが現在に属していることらしい。音楽を例に取るならば、友人、雑誌等の評判を聞き、ちょっと視聴して購入。検索も容易、過去のコンテンツも膨大に取りそろえている。店舗のように新譜のみ、もしくは名盤と言われているもののみが並んでいるわけではない。

著者は今後のプラットフォームのあり方も議論する。が、これはもうキンドルかipadで決まりなので、あまり意味がないかも。日本のプラットフォームは完全に負けである。ソニーが良い例で、ソニーの電子書籍は失敗の見本みたいなことをやった。また、そこには著作権意識が複雑に絡み合う。

セルフパブリッシングに一章さいて、アメリカのセルフパブリッカーの事例をだし、今後の予測をする。音楽ではすでにセルフパブリッシングはなされている。まつきあゆむの例を出し、音楽と出版の共通項をさぐる。http://matsukiayumu.com/

本書を読んで感じたことは、セルフパブリッシングにしろ、音楽の自己販売にしろ、成功するためには個人にものすごい労力がかかると言うことだ。今までは、書けば出版社が宣伝し経理する。作家は書けば良いだけだった。しかし、セルフパブリッシングの時代、成功しようと思ったら、自ら顧客とのつながりを持ち、自ら宣伝し、値段の設定、校正、クレーム処理まで、すべて自分でやらなければならない。その分、認められたときの喜びは大きいかも知れないし、出版社から妙な制約がかからないとか、利点もあるが、すべてが諸手を挙げて万歳の状況でないことは明白。


オススメ度: レベル4.5
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テーマ : オススメの本の紹介 - ジャンル : 本・雑誌

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