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2010.08/14(Sat)

弓と禅 

弓と禅 改版弓と禅 改版
(1981/11)
オイゲン・ヘリゲル

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多くの西洋人に日本の禅の心を示した書。この書により、幾人の西洋人が日本にあこがれを抱いたか分からない。そして、戦後、禅的精神を持ち合わせぬ日本人もこの書を読み、日本的禅を学ぶことになる。

著者はドイツ人の哲学博士であり、大正13年に東北大学に招聘される。赴任の地日本で、ドイツ的論理学とは全く違う、非論理的な世界、禅の世界に飛び込む。

最初は日本でなにか習い事をするつもりで弓道を選んだらしい。母国で射的の素養を身につけていたので、同じ要領だと思ったが大違い。日本の弓道は狙っては駄目なのである。心を「無」にして、意識することなく矢を放つ。矢を放とうと意識して矢を放つのは間違えた「射」である。勝手に矢が離れるのが正しい「射」。ドイツ人はこの明らかに意味不明な教えに戸惑う。そして、禅の極意を会得していく。ただ、その極意が我々に直接伝わるかと言えば否である。我々は著者と師範の抽象的なやりとりを、感じ取ることしかできない。まさに、著者が感じ取っていったように。

著者は本書とほぼ同じ内容の書を出している。日本の弓術である。こちらは、本書の内容を講演で語ったもの。余としては、日本の弓術の方が肩肘張っていなく読みやすかった。本書は無駄に堅苦しい。本書に興味を持った方はまず、日本の弓術 、から読むことをおすすめする。

日本の弓術 (岩波文庫)日本の弓術 (岩波文庫)
(1982/10)
オイゲン ヘリゲル

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日本の弓術の書評はこちら。

オススメ度: レベル3.5
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《参考・関連図書》

無我と無私 禅の考え方に学ぶ無我と無私 禅の考え方に学ぶ
(2006/11/23)
オイゲン・ヘリゲル

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中西 政次

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禅学入門禅学入門
(2004/07/10)
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