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2014.08/17(Sun)

病院ビジネスの闇~過剰医療、不正請求、生活保護制度の悪用 


病院ビジネスの闇~過剰医療、不正請求、生活保護制度の悪用 (宝島社新書)病院ビジネスの闇~過剰医療、不正請求、生活保護制度の悪用 (宝島社新書)
(2012/10/09)
NHK取材班

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すごい本。いままで自分が不振に感じていたことの裏付けが書かれていた。文句なしお勧めであるし、病院に行ったことがある人、また行く予定がある人は絶対に読んだ方が良い。国民健康保険を払っている人も読んだ方が良い。

日本の医療制度は社会主義である。国が国民から金を徴収して、一律の基準で医者払う。つまり、凄腕の医者も、ぺーぺーも、同じ種類の治療をすると、同じだけの金額がもらえるのである。そこに、がっつり不正が入り込む。

よく、教育と医療は自由主義にしてはいけないと言うが、自分に言わせれば、医療だけは社会主義にしてはいけないのである。

現在、普通の人の自己負担は三割である。しかし、生活保護受給者は全額国負担である。だからどういうことが起きるか。医者は不必要な治療をしまくるのである。ある生活保護者は90種類もの病気にされ、三年間で2000万円の保険料が医療機関に流れている。本人は至って健康にもかかわらずだ。

もっと非道いケースでは、全くの健康体にもかかわらず、診療報酬点数の高い心臓カテーテル手術を施され殺されている。

歯医者などは皆さんにも経験があると思う。行くたびに「虫歯の恐れがある」として永遠に治療をされる。

老人介護も壊滅的である。自分で食事が出来、歩ける老人を、医者や看護師が言いくるめて、無理矢理寝たきりにさせて、胃瘻にする。そうすることによって診療報酬を稼ぐのである。

このような不正、及び国の財政悪化にともない、診療報酬の引き下げが行われている。そうするとなにが起きるか。まじめな医者がまず潰れる。潰れないまでも、不正がよりはびこる。負のスパイラルである。

解決策は医療の社会主義政策をやめることだ。そうしなければ、国民は病院にいったり、検査に行ったりするだけで、ありもしない病名を付けられ、無駄な治療され、害悪のある薬を飲まされ、本当の病人にされてしまう。そうしなければ病院が儲からないからである。

何度も言うが、もし国が国民を健康的に暮らさせようとするならば、医療の社会主義政策をやめるしかない。もしくは、徹底的に社会主義にする。すなわち、医者の給料を定額にする。そうすると、怠ける医者が出てくると諸賢はいうだろう。しかし、健康体の人間を病気にしてくれるより、なにもしない医者の方が遙かにましではないか。

愚かな政党や人民は自由主義を否定する。しかし、自由主義を否定すると言うことは、己自信の、また自分たちの民度を貶しているに他ならない。セーフティネットは必要だが、それ以上の国家の介入は必ず腐敗をもたらす。

アメリカは盲腸の手術一回で200万円も取られる。というが、自分はここ10年病院になど一度も行っていないのに、払った保険料は500万円以上である。盲腸一回の方が遙かに安い。

また、想像に難くないと思うが、健康保険制度などがあるから、みな油断して病気になる。病気になっても安く医者が診てくれる、と思うからである。しかし、我が国で病気になったら最期だと思った方が良い。本書にも出てくるが、ある医者は患者のことを「餌食」だと言う。余程注意して、善良の医者にかからなければならない。

日本最大の医療機関が知事に5000万円渡したとかで盛り上がった。なぜ、人の病を癒したいと思うものが政治に5000万円渡さなければならない。この一点からも我が国医療制度がおかしいことがよく分かるではないか。

本書は別の角度からの医療崩壊も描かれている。株式が規制で儲からなくなったブローカー達が病院ビジネスに走っているのだ。昔は「医は仁術」と言われていた。それをもじって「医は算術」とかいう。しかし、もはやそれを通り越して、「算術は医」となってしまった。

くれぐれも健康には気をつけ、医療自由化を掲げる政党に投票すべし。もっとも政治家連中が公約を守るかは相当に疑わしいが。
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